神奈川県 横浜市 緑区 の胃腸肛門クリニック「しらはた胃腸肛門クリニック横浜」 長津田駅 南口より徒歩3分

しらはた胃腸肛門クリニック横浜

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日帰り手術について

日帰り手術について

当クリニックでは、日帰り手術室を併設しており、おしりの日帰り手術を毎日おこなっています。

従来は入院で治療を行っていたおしりの病気(痔核、痔瘻、裂肛など)ですが、当クリニックでは精密検査機械を導入し、豊富な技術と経験、知識を持つ日本大腸肛門病学会専門医である院長が、ERASプログラムを用いて実施しています。
ERASプログラムとは「Enhanced Recovery After Surgery=術後の回復を高める・強化する」といった意味で、慣習的な方法ではなく、エビデンスに基づいた様々な医療技術や知識を活用し、術後回復力の強化と、術後を改善する方法として提唱されています。
術後の早期回復に役立つ方法を、術前・術中・術後を通して一つひとつ計画的に実践することで、手術前後の身体・精神的負担を最小限とし早期の術後回復・社会復帰を実現しようとするものです。

忙しいビジネスマンの方、小さなお子様がいる主婦の方など、入院をすることが困難な方に最適な治療法と考えます。

尚、日帰り手術に不安のある方、入院による治療をご希望される方は、提携病院である横浜旭中央総合病院で、当クリニック院長である白畑敦が執刀いたしますので、お気軽にお申出ください(毎週木曜日のみ対応可能)。

おしりの日帰り手術

おしりの病気の治療に、当クリニックでは日帰り手術をおこなっています。
豊富な技術と経験、知識を持つ日本大腸肛門病学会専門医である院長が、患者様の症状に合わせ、体への余分な負担が少ない最適な手術方法を選択しています。

日帰り手術(ERASプログラム)

1.手術前カウンセリング

当クリニックでは、患者様と医師の信頼関係を大切にしています。
手術前に耐術評価を正確に判断し、しっかりとご納得いただけるようインフォームドコンセントを十分に行います。
患者様には手術や治療の全体像、術後の管理(出血や創からの浸出液、疼痛の程度、排便指導、術創の管理など)を把握・イメージしていただくことができます。

手術説明同意書

2.絶食や絶飲は不要です

従来では一般的に、術前に浣腸による腸管の排便処置が行われてましたが、当クリニックではピサコジル座薬のみで術前の浣腸は行っていません。
当クリニックでは、麻酔法を工夫することで、術前の飲水も可能で、絶飲食の期間を可能な限り短縮して患者様の肉体的・精神的ストレスを極力減らすようにしています。手術前日は絶飲食をお願いする、といったことは当クリニックではありません。

3.手術

患者様の症状やライフスタイルに合わせて、術前カウンセリングで患者様との間でコンセンサスを得た低侵襲手術で行います。低侵襲とは患者様の負担が少なく、回復の早い方法を選択することです。手術方法については下記に詳しく記します。

体温保持や手術室の温度調整、過剰な点滴を行わない、などの工夫をすることで、手術中、手術後のバイタルを早期に安定させる工夫も行っています。

麻酔について
一般的に肛門の手術では、局所麻酔か下半身全体に麻酔をかけています(腰椎麻酔といいます)が、
当クリニックでは手術のほとんどを「仙骨硬膜外麻酔」で実施します。
お尻の割れ目から少し上のところに注射をし、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入するで、肛門周囲の痛みを完全に取り除き、極力麻酔の範囲を狭くできることが最大のメリットです。患者様にとっては安全で2~3時間で麻酔が完全に覚めるので車を運転しての帰宅も可能だったり、腰椎麻酔に比べ費用も安いこと、ほかにもたくさんのメリットがあります。

4.手術後

鎮静剤、鎮痛補助財(外用薬、漢方薬など)、塩酸キニーネ注射などを用いて疼痛をなるべくコントロールしますので、
手術翌日から、日常生活やお仕事をいつも通りにおこなって頂いても大丈夫です。
ただし、激しい運動や、いきむような動作はさけてください。
日帰り手術ですが、多少の痛みや出血はございます。少しいつもより余裕を持った生活を送っていただくと理想的です。
消毒のため定期的に通院を行っていただき、約1か月~1か月半で根治します。

痔核(いぼ痔)手術の方法について

当クリニックの方針として、患者様のQOL(quality of life = 生活の質)に、最も重きを置いています。なるべく日常生活から、かけ離れることなく根治できるように、患者様の症状や状況に合わせて最適な治療をオーダーメイドでつくることができるよう、様々な治療手法を取り入れています。

結紮切除術

(特徴1)一般的な痔核手術
ごく一般的に行われている痔核の根治手術で、内痔核、外痔核を問わずに対応できます。

(特徴2)再発が少ない
痔核を外側から切除し、根部を糸で縛って切り取ります。再発が極めて少ないです。

(特徴3)肛門括約筋を傷つけない
肛門括約筋は傷つけることなく温存されます

(特徴4)出血・痛みがでる
痛みや出血リスクは高く、できるだけ機能を損ねないよう行いますが肛門狭窄や排便障害が起こる可能性もゼロではありません。

ジオン注射=ALTA療法(アルタ療法)

(特徴1)注射だけで治療できる
脱肛をともなう内痔核の一部が、手術による切開なく、注射だけで治療できることが最大の特徴です。

(特徴2)痛みや出血は最小限
切開しないので痛みや出血が少なく抑えられます。

(特徴3)治療期間が短い
治療期間が短いので、身体的・精神的な負担が軽減されます。
※妊娠中・授乳中の方、透析を受けられている方、前立腺がんなどで放射線治療の既往をお持ちの方、潰瘍性大腸炎の方、小児、嵌頓痔核の方、全身状態不良の方は、この治療を受けられません。

内痔核治療法研究会
※当クリニックは「内痔核治療法研究会」の認定施設に登録されています。

PPH(Procedure for Prolapse and Hemorrhoids)法

内痔核の切除しない手術です。痔核上方の直腸粘膜と血管を環状に切除して吻合することで、痔核を正常の位置に吊り上げて縮小させます。知覚神経のある肛門周囲の皮膚を切開しないため術後疼痛が少なくなっています。

ACL(アナルクッションリフティング)法

ACL(Anal cushon lifting)法は、皮膚切開創からanal cushionと内肛門括約筋との間の層を剥離し、
痔核、肛門上皮、cushonを吊り上げる方法で、肛門クッション吊り上げ術とも呼ばれています。
ACL法は札幌石山病院で痔核に対する標準術式とされ術後短期・長期成績は良好であるとガイドラインに記載されています。

①脱肛 ②皮膚切開をおき全周性にcushionを剥離 ③本来あるべき自然な位置に還納し内括約筋に縫合固 の順で進めます。

(特徴1)肛門機能を損ない
痔の治療では、その機能を温存することがとても重要です。肛門に必要なクッションを切り取らずに、元に戻すこと方法で、機能を損なうことなく治療します。

(特徴2)見た目もきれい
痔核組織を内括約筋から剥離し、適正な位置に吊り上げて内括約筋に吸収糸で縫合固定します。見た目がきれいで繊細な形成手術です。

(特徴3)術後の機能障害がない
従来の切り取る手術では術後に肛門が狭くなる肛門狭窄などの機能障害が起こる可能性がありました。この治療法では、そもそも切り取らないのでこうしたことは起こりません。

(特徴4)術後の疼痛が少ない
術後の疼痛が少ないので、日帰り手術に向いています。

    ゴム輪または分離結紮法

    いぼ状の内痔核の根本を輪ゴムまたは絹糸で縛り、血流を止めて数日後に脱落させる治療法です。
    この方法は単純で簡便であり正常肛門機能を維持する古典的な術式です。また、術後創が柔軟で進展性がよい長所があります。
    一方、治癒期間が長く、術後疼痛が強く、痔核壊死による浸出液を認める短所があります。

    裂肛(切れ痔/さけ痔)手術の方法について

    当クリニックでの狭窄を認める慢性裂肛の治療は最も低侵襲である用手肛門拡張(仙骨硬膜外麻酔による)をまず初めにお勧めいたします(病態により数回行う事もあります)。改善がなければ側方内括約筋切開術、皮膚弁移動術(以下)を検討します。

    用手肛門拡張術

    用手的に裂肛による肛門狭窄を改善する方法です。手技が術者の感覚によるところが大き
    いため手技の標準化が難しく再発や術後の括約筋不全の合併症の点で批判的意見もありましたが、最近では超音波内視鏡や肛門内圧測定などにより術前後の客観的評価が行われるようになってきています。最大の長所は低侵襲で手技が簡単で創を作らないことです。

    側方内括約筋切開術

    肛門内括約筋を側方で直接メスを用いて切開し狭窄を改善する方法です。直視下で切開を行うopen法と盲目的にblind法があります。狭窄の改善度は切開する大きさに依存しますが、過度の切開はminor incontinenceなどの合併症につながりやすいので注意が必要な術式です。

    皮膚弁移動術

    瘢痕化した裂肛部分を切開あるいは切除し狭窄を解除後、粘膜と肛門周囲皮膚を縫合しその外側に減張切開を加え皮膚弁を肛門管内へ移動させる方法です。強度狭窄例や肛門上皮の瘢痕形成が強度の症例でも狭窄改善の効果は確実であり根治性の面では優れています。他の方法に比べ手術侵襲が大きく術後の創部の管理も厳重となります。

    痔ろう(あな痔)手術の方法について

    術式には以下のようなものがあります。
    *術後肛門機能維持・QOLを重視し術前に肛門機能内圧検査を行い術後もモニタリングを行います。肛門機能低下する場合は肛門機能改善の治療相談を行います。

    切開開放術

    瘻管を切除し開放創とするものです。括約筋の切開範囲も大きいのですが確実に治る可能性が高くなります。膿瘍腔がおおきい坐骨直腸窩痔瘻の場合でも瘻管の走行が単純な場合はこの方法を行います。

    瘻管くりぬき術(coring out法)

    できるだけ括約筋の損傷を小さくする工夫をし瘻管をくり抜くような方法です。原発口側は閉鎖するようにします。

    シートン法

    瘻管に輪ゴムを通し時間を掛けて瘻管を開放する方法です。一期的に切開開放する方法より括約筋の損傷が少なく機能が比較的保たれる利点があります。完全に解放されるまでに多少時間が掛かり数ヶ月かかることもあります。

    日帰り手術の費用

    痔核根治術 1割負担
    ¥7,000-10,000前後
    3割負担
    ¥20,000-30,000前後
    硬化療法
    (ジオン注)
    1割負担
    ¥7,000前後
    3割負担
    ¥20,000前後
    痔瘻根治術
    (単純)
    1割負担
    ¥7,000-10,000前後
    3割負担
    ¥20,000-30,000前後
    痔瘻根治術
    (複雑)
    1割負担
    ¥10,000-13,000前後
    3割負担
    ¥30,000-40,000前後
    裂肛根治術 1割負担
    ¥7,000-10,000前後
    3割負担
    ¥20,000-30,000前後
    肛門形成手術 1割負担
    ¥10,000前後
    3割負担
    ¥30,000前後
    肛門ポリープ切除 1割負担
    ¥2,000前後
    3割負担
    ¥6,000前後
    血栓除去手術 1割負担
    ¥2,000前後
    3割負担
    ¥6,000前後
    肛門周囲膿瘍 1割負担
    ¥4,000前後
    3割負担
    ¥12,000前後

    使用する薬剤の種類や点滴の有無によって費用が前後することがあります。
    手術前の検査代は含まれておりません。
    切除検体は病理組織検査を行い、炎症の程度やがん細胞が含まれていないかなどを調べることがあります(3割負担で¥5,000前後の費用が別途かかります)。

    大腸ポリープ切除 日帰り手術

    当クリニックでおこなう大腸内視鏡検査で、大腸ポリープが見つかった場合、検査と同時にポリープ切除術を行っております。大腸ポリープを切除するために入院する必要はありません。

    当クリニックでは、患者様のご了解をいただいた上で、大腸内視鏡検査の際に大腸ポリープや早期大腸がんを発見した場合、病変の切除を行っています。これは内視鏡検査同日に受けられる日帰り手術ですから、入院は必要ありません。内視鏡検査中にポリープ切除をその場で行いますので、診断から治療までが一連の流れの中で行われ、経済的・身体的・時間的負担が軽減されます。

    ポリペクトミー/内視鏡的粘膜切除術(EMR)
    病変部にスネアをかけて高周波電流で切除する内視鏡的ポリペクトミーは茎のあるタイプのポリープに対して主に行なわれます。また、茎のないタイプのポリープに対しては病変の粘膜下に生理食塩水などを注入し、高周波電流で切除する方法(内視鏡的粘膜切除術(EMR)で治療を行なっております。同様に切除した病変は回収し、病理組織検査をおこない、肉眼診断とあわせて確定診断となります。

     つらくない【大腸内視鏡検査(大腸カメラ)】