発熱外来
発熱外来について
当院の発熱外来は、平日13時〜、土曜日は15時〜となっております。
必ず、ご来院前に、電話にてご連絡ください。Web予約は行なっておりません。
発熱をはじめとし、咳、鼻水、喉の痛みなど、いわゆる風邪症状のある方を専門に診療するのが、発熱外来です。
これらの症状がある方に限定されているのは、発熱外来というものがそもそも、2002年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した際に、SARSでない患者様への院内感染防止が課題になったことで生まれた発想であるためです。発熱があり感染の可能性がある患者様を、感染の有無の診断に至るまで、できる限りまわりから隔離して診療する必要性が認識されたのです。発熱外来の必要性・重要性はその後、昨今の新型コロナウイルス感染症の流行によって、改めて注目されています。
発熱などの風邪症状によって受診を断られてしまった患者様も、お気軽に当院にご相談ください。
発熱外来の対象となる症状
発熱外来では、発熱を含めた感染症で好発する症状を診療します。
以下のような症状があっても、当院の発熱外来であれば、安心して受診していただけます。
- 発熱(37.5℃以上)
- 咳、喉の痛み
- 鼻水
- 頭痛
- 節痛
なお、ご予約の際に上記のような症状があり、受診当日になって症状が治まっている場合でも発熱外来として診療することがあります。
発熱する原因や初期症状
発熱したからといって、必ずウイルス・細菌の感染が原因になっているとは限りません。 発熱が見られるときには、主に以下の3つの原因を考えます。
ウイルス・細菌の感染
発熱の原因としてもっとも多いのが、ウイルス・細菌感染です。喉(上気道)、肺(下気道)、消化器、皮膚など、どこで感染を起こしているのかの見極めが重要になります。
ウイルスや細菌に感染すると、身体が発熱して免疫を高め、それら病原体への攻撃を図ります。
感染症以外の病気
熱を発生させる物質を放出する「がん」、免疫が身体を攻撃してしまい炎症を引き起こす疾患の総称である「膠原病」も、発熱を伴います。
膠原病の代表例には、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、結節性多発動脈炎と関節リウマチなどが挙げられます。
体温調整機能の乱れ
熱中症や心因性発熱も、発熱を引き起こします。
心因性発熱とは、ストレスによって交感神経が活発になり、発熱物質が多量に産生されることで起こる発熱を指します。
感染症による発熱とともに起こりやすい症状
細菌・ウイルスに感染した場合に起こりやすい症状をご紹介します。
発熱
医学的には、37.5℃以上を「発熱」とし、38℃以上の場合もここに含まれます。
感染の原因となる細菌やウイルスを弱めるため、身体が発熱し、免疫を高めます。
咳・喉の痛み
咳は、細菌やウイルスを口の外へ出すために起こる防御反応です。
喉の痛みは、細菌やウイルスが付着し炎症を起こすことで発生する症状です。
鼻水
鼻腔に入ってきた細菌やウイルスを洗い流すために、鼻水が分泌されます。
細菌・ウイルスが含まれる鼻水は、黄色・緑色っぽくなります。
頭痛
感染時の頭痛は、血管の収縮や炎症物質などが原因になっているものと考えられます。
関節痛
発熱し免疫が高まると、プロスタグランジンという物質が作られ、この作用によって関節が痛くなると考えられています。
発熱外来の受診の流れ
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step01
ご予約
発熱外来のご予約は、電話のみで承っております。お手数ですが、お電話にてご希望の日時をお知らせください。担当スタッフがスムーズにご案内いたします。
※ご予約の際に、WEB問診にご案内いたします。WEB問診にて、必ず保険証をアップロードしていただきますので、よろしくお願いします。 -
step02
ご来院
ご予約の日時に当クリニックへお越しください。受付スタッフの指示に従っていただくことで、他の患者様との接触を避け、安全にご案内いたします。
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step03
受付
ご来院後、受付にてお名前とご予約の旨をお伝えください。保険証や身分証明書の提示をお願いする場合がございますので、事前にご準備ください。受付終了後、発熱外来専用の待合室にご案内いたします。
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step04
診察・検査
担当医師による診察が行われます。必要に応じて検査を実施し、その結果に基づいて診断や治療方法をご説明いたします。検査結果によっては、お時間をいただく場合がございますので、予めご了承ください。