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裂肛(切れ痔/さけ痔)について

裂肛(切れ痔/さけ痔)は、肛門の出口付近の皮膚が切れている状態のことをいいます。
太い便や硬い便、下痢で勢いよく便が通過することが原因となって起こります。裂肛(切れ痔/さけ痔)は便秘になることが多い女性に多く見られます。

裂肛(切れ痔/さけ痔)の主な症状

・排便時に痛んだり、出血したりする
・便秘した時や硬い便をしたときに症状がでる
・数日で改善することが多い

慢性化した場合には

・排便時の痛みが排便後も持続する
・同じ場所が何度も切れるとキズが深くなり、潰瘍になる
・キズが治りにくくなる
・粘膜損傷と治癒を繰り返し、肛門狭窄をきたす

一般的な裂肛の手術適用

・再発を繰り返すもの
・肛門括約筋の緊張が強度で排便時、排便後の疼痛が激しいもの
・慢性化して狭窄を認めるもの
・炎症性肛門ポリープを認めるもの
・裂肛、痔ろうを形成しているもの